今回は、古典音楽の師匠選びに失敗し戦慄の一歩を辿っている私からこれから師匠を探す方へのアドバイスとなります。
もくじ
尊敬する人を師匠にせよ
当たり前の話ですが、尊敬できない人から教えてもらってもあまり感謝が言葉に出ませんよね。尊敬できない友人と遊ぶことって時間の無駄ですよね。同じ時間を共有することで関係の悪化になりうります。
人間性をしっかり見よ
どんなに演奏が良く、いい声ですごく上手でも人間性が最悪だとろくにお稽古すら組んで貰えません。最早、三線を教えて貰いたいだけなのに、悪態や暴言を吐かれて精神を病み、音楽が嫌いになります。
先生でも何十年も教師をやっていてもお弟子さんが続いていなかったり、お弟子さんから教師が一人も出ていない所は疑いを持って辞めた方がいいです。実際私の上にもお弟子さんが4人程いますが、誰も続いておりません。
絶対何かあります。私は前勤めていた先の上司から三線を教えて貰い師弟関係となりました。他の師匠から直々に弟子になるか?とお声がけを頂きましたが、お世話になっている恩もあるし、今の師匠から私が教師でなければもう、誰も出ないだろうと思っていたのでそれは丁重にお断りしたのですが、失敗でした。
お弟子さんが沢山いる先生が良い
お弟子さんが居ないとワンマンで何も楽しくありません。私は、コンクールを受ける条件で三線を教えて貰えることになりましたが、コンクールの曲すら、私からお伺いを立てないと聞いてもらえない。他の曲も学びたい意思を伝えても、いつも言い訳ばかりを並べられて時間だけ過ぎていきました。ほとんどここ二年ほどただただ時間を無駄にしました。お弟子さんが多いところは自分が習っている唄より難しい曲を聴いたり一緒に歌うことが多く必然的に歌えるようになったり、いろんな唄を聞けます。みんなで歌う歌はとても楽しいです。
これは私が体験した実際の話になりますなります
師匠はyoutubeと言いたい程、教えて貰えることが無く、それをどうして向き合ってもらえないのか?と尋ねたところ
師匠から衝撃の一言が・・・・・!!!!!!
師匠『そんなこと言うなら僕の弟子辞めたらいいさ』
これは死んでも口に出してはいけない言葉だと思うのです。それから私は2か月の間三線も弾けない、唄を歌えなくなりました。二か月後、やっとことに向き合えて、先生の移行を手紙でお願いしたところその日の電話で師匠にブチギレられました。
師匠『悩んで出した結果が先生を移りたいってことなのか?お前は情けないやつだ』
と、言われ私はもう呆れました。そして、同時にこの先生から離れられないのであれば三線を辞めると決意。
こんな苦しみは本来不要なものです。相手を陥れることは絶対あってはならないことです。友人や大切な人なら尚更。
こんな苦しみに遭わない為にも師匠選びは慎重に、自分の中にある優しさで人選びを間違えると苦行になります。
好きなことを楽しめる環境を作り出す為に最も大切なことだと思います。