流派や団体によって口語流や工工四に声楽が載っていたりと流派によってその教えは様々です。歌ひとつとっても、その地や流派によって節回しや三線の指の押さえが違ったりする。
もくじ
【古典】
沖縄琉球古典音楽
湛水流
・湛水流保存会
・湛水流伝統保存会
安冨祖流https://www.afuso-genseikai.com/
・安冨祖流絃聲会
・安冨祖流絃聲協会
野村流http://www.nok-okinawa.jp/
・野村流音楽協会
・野村流古典音楽保存会
・琉球古典音楽野村流松村統絃会
・野村流伝統音楽協会立
湛水流・・・琉球古典音楽湛水流伝統保存会。湛水親方幸地賢忠(たんすいうぇーかたこうちけんちゅう、1623〜1683)を祖とする。他に自然発声法、素朴な旋律などである。現在まで残っている曲目は7曲9種に過ぎないが古典音楽の源流を感じさせられる。
安富祖流・・・琉球古典音楽安冨祖流絃声会安冨祖正元(あふそせいげん、1785〜1865)を祖とする。踊りの伴奏なら安冨祖流といわれる。声楽譜を使用せずに師匠との対面指導による方法で200年以上にわたり240曲の歌三線を伝承している。
野村流・・・沖縄伝統音楽野村流保存会。野村安趙(のむら・あんちょう、1805〜1871)を始祖とする。王の命により工工四(くんくんしー)を作成したことが流派成立のきっかけ。世禮國男(せれい・くにお)によって工工四に声楽譜が付記されることにより、一般の民衆の間に三線音楽を普及させるのに貢献した。
八重山古典音楽
安室流保存会http://okion34kyousitsu.grupo.jp/free184875
大浜用能・・・八重山古典音楽大浜用能流保存会
八重山古典音楽…安室孫師(1848~1899)によってつくられた工工四。
【民謡】
沖縄民謡
・琉球民謡協会
・沖縄民謡協会
・琉球民謡保存会
・琉球民謡音楽協会http://minyou.ryukyu/
・沖縄民謡保存会http://www.omh2003.com/
・琉球國民謡協会http://www.ryukyukoku.com/
・琉球民謡登川流研究保存会
八重山民謡
・八重山古典民謡保存会https://yaeyama-kmh.com/
・八重山音楽安室流室山会
宮古民謡
・宮古民謡協会
・宮古民謡保存会
・宮古民謡保存協会
・在沖宮古民謡協会
古典や民謡でも様々な流派が存在していることが確認できるが、ホームページなどはほとんど作られずでもしかしたらまだまだ流派があるのかもしれない。八重山に至ってはほとんど情報が無く実際に足を運びその地に訪れてみないと難しいのかもしれない。今はネットが普及しているので運が良ければ良い先生とも出会える可能性もある。
前回のお話は三線の師匠選びについて