虐待を経て
虐待を経て

虐待を経て

前回の記事では虐待について赤裸々とお話しました。今回はそのまとめ記事となります。

前回の記事はこちらです↓

 https://xs246156.xsrv.jp/wp/sexualabuse-2/

もくじ

家族構成

父・・・家族に愛情を持たぬ人。無駄にプライドだけはある。自分の子供を認識せず、働くこともあまりせず、自分の世界が幸せならそれでよい人。
母・・・自身も幼少期から虐待を受けていたアダルトチルドレン。
兄・・・生きるのに必死(軽い発達障害な傾向)
姉・・・家族の中で一番まとも(兄よりましだが、その傾向あり)
妹・・・(当事者)心理的虐待と性的虐待を受けた人 傾向あり

幼少期は親の教育方針で悪いことをしたら怒鳴られ叩かれることが多かった。両親は私たちを家に置いて夜はパチンコに行くことも多く、私は両親が帰ってこないことが悲しくてよく泣いていました。
兄は長男だからと厳しく躾けられていたようです。後にひどいアトピー発症今もアトピーは重症、心の病が悪化させていることに兄はいつになったら気付くのか。母は、こうあるべきという考え方が強く、私たちの傾向や感情を無視して母の考え方を幼い頃から押し付けられていました。
例えば、毎週日曜日は強制的に家の掃除でした。遊ぶ用事があっても決して許されず、抜け出して遊びに行くもんなら兄弟連帯責任で外に立たされることもありました。
小学生に上がり横型のランドセルが人と違うことからいじめの標的となることも。
雑巾は買わずに、使い古した肌着を縫って使っていることが同級生にバレて次の日からいじめられたり、母の考えが強すぎてそれが裏目にでることもあった。
父は、働いているのか働いていないのかわからない人間で、大事な話をしたことが今日までありません。自分の家族を守るという概念を感じない場面が多く、家族は上辺の関係であります。
テレビやドキュメンタリー映画で家族が会話しているシーンを見るだけでこみ上げて来るものがあります。それは、両親に自分が興味を持って貰えなかったから、他の家族のやさしさが理解できず、苦しむ。
実際年を取り沖縄に住むまでは、家族の良さを知らず、子供を産むことすら理解できなかった。
結婚=幸せ。ではないと長年思っていたし、自分は幼少期から今の家族で幸せと思ったことがないからだと考えます。

心理的虐待、性的虐待を受けて変わったこと

人の顔色を見て育つ(いかに怒られない、叩かれないで済むか、無意識にご機嫌を取るようになる)
怒られてると恐怖以上の気持ちが押し寄せてくる(じぶんは出来の悪い人間だ)(死んだ方がましだ)
人が怒られているのを見ると自分も怒られている気持ちになる(過去の体験と重なって嫌な気持ちになる)
相手の感情を勝手に読み取る(気を使って生きてこなければならなかった)
褒められるの苦手(褒められて育てられなかった。虐待から自己肯定をすることが難しくなる)
生きずらい(虐待の爪痕)
やさしさに対し疑いの意識を持つ

身体への影響

体調がいつも優れない(免疫力が弱く一般人より風邪を引きやすい、感情のコントロールが難しいためでもある)

・希死念慮
PTSD発症(Post Traumatic Stress Disorder:心的外傷後ストレス障害(は、死の危険に直面した後、その体験が自分の意思とは関係なくフラッシュバックしたり、悪夢に遭ったり、辛さのあまり現実感がなくなる状態のこと。wikipedia参照))


アダルトチルドレン(幼少期の家庭の経験を引きずり、現在生きる上で支障がある人のことを指します)
性別不詳(性自認が?クエスチョニングになるが男性から女性の目線を向けられることに嫌悪感を抱く)

過去と向き合う

過去と向き合うことは容易ではない。
ここまで来れたのは紛れもなく私と関りを持った友人が手を差し伸べたから

そして、音楽に夢中になれたから。貧乏でもピアノを6年間習わしてくれたからです。

悲観してもいい。悲観し続けなければ

魂の受けた傷は一生付き合っていく。年齢を重ね、人と関わることで少しずつ過去を癒していく….

筆者がどのようにして過去と向き合ったかをお話しします
悲しいときに忘れられるほど何かに没頭する。
筆者は楽器を奏でる、唄を歌うことをよくしてました。心が喜ぶことをする

当時のことを沢山思い出す
感情に蓋をしない
当時を振り返ると苦しみから感情を抑えたくなりますが、あふれる感情を出し切る。
この苦しい作業を続けると、当時の自分の感情に気付けるようになりました。

当時の感情に気付き、その自分を客観視する。
自分を客観視することで、なんて声を掛けて貰いたかったかが分かる。

・掛けて貰いたかった言葉を幼い自分に声を掛けることによって、苦しみが解き放たれ、本来の自分を取り戻す。

時列で出来事や体験を書き出す。頭の中で整理され、その体験を苦しみから救い出す。
私の場合は病院に掛かることもせず、自分と向き合いました。筆者は多額の治療費が払えないと判断した為です。
なので、このやり方はおススメ出来ません。時間やお金に余裕がある方は、心療内科を受診されることをお勧めします。

体をいたわる(優しくされて来なかったので、自分の体の声を聴くことを忘れがち。なので、お風呂上りにはストレッチや筋トレをし、体が安らぐことをしてあげる)

自然や動物に触れる
心の傷を自然や動物か癒してくれます。それを受け入れることで心は浄化していきます。


☝☝私の住んでいた西表島の上原港での早朝SAPの様子。

※虐待被害者や心の傷を何らかの原因で負った方は沢山いらっしゃると思います。
その人数に対し、治療方法も沢山あると思います。
私の経験は一例として見てもらえればと思います。

当事者の方へ

虐待についてお話をお伺いしたいです。
記事について疑問に思われたことや、ご自身についてのお話もさせていただけるとありがたいです。
どんなことでも受け入れます。丁寧にお返事させていただきます。サイドバーの問い合わせから皆さんのご連絡をお待ちしております。

※誹謗中傷をされた方が悪質と判断された場合は警察に通報いたします。

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